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よくあるご質問

ご質問一覧

Q1 日本看護学会誌への論文投稿を考えている。いま現在、日本看護協会の会員ではない。査読後、掲載可となった際に会員であればよいか。

A1 日本看護学会は日本看護協会の事業の一環です。そのため、日本看護協会の会員が日本看護学会の会員となっています。このことから、日本看護学会誌投稿要綱で「2.投稿資格及び条件」を「筆頭著者および看護職の共著者は、公益社団法人日本看護協会の会員であること」としています。言い換えれば、論文投稿時に著者が会員である必要があります。

 看護職の方々には日本看護協会の使命や活動理念、そして、日本看護学会の目的をご理解いただいた上で本学会の活動に参加ください。

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Q2 定年を迎えた看護職が共著者にいる。定年を迎えた看護職も会員でないといけないのか。

A2 日本看護学会は日本看護協会の事業の一環です。日本看護協会は看護の職能団体であり、「人々の人間としての尊厳を維持し、健康で幸福でありたいという普遍的なニーズに応え、人々の健康な生活の実現に貢献する」ことを使命としています。そして、看護職は、看護職能団体に所属し、看護の質を高めるための活動に参画することを通して、よりよい社会づくりに貢献することができます。

 以上のことから、看護職が看護職能団体に所属し活動することは、勤務をしているか否かに大きく依存していません。

また、看護に関する論文を執筆するということは看護の質向上や看護学の発展をめざす活動です。

その意味でも共著者は年齢や勤務状況に関わらず会員であることを論文投稿の資格としています。

Q3 看護学生が筆頭著者になることができるか。

A3 日本看護学会は日本看護協会の事業の一環です。日本看護協会は看護の職能団体であり、免許を有する看護職が所属します。そのため、日本看護学会誌投稿規定の「4.投稿資格及び条件」で「筆頭著者および共同著者は論文投稿の時点で公益社団法人日本看護協会の会員であること。」としており、看護学生が筆頭著者になることはできません。しかし、規定では続けて「ただし、看護職ではない共同著者はこの限りではない。」としています。言い換えると看護学生は共著者となることはできます。

Q4 過去の論文集に掲載した論文を再利用したいが良いか。

A4 ご質問にある「再利用」が、論文をそのまま他の学会や出版物で発表することであれば、それはできません。なぜならば、本質的に同じ(目的、方法、結果、考察が同じ)内容を発表するということは「二重投稿」にあたるからです。

Q5 1投稿時期(前期・後期のどちらか)に複数論文の筆頭著者となることができるか。

A5 同一投稿時期(例えば、2024年の後期)に、複数論文投稿でき、かつ、筆頭著者となることができます。

Q6 修正論文投稿の際に提出する「回答書」には何を書けばよいか。

A6 修正論文とともに提出いただく「回答書」は、Rebuttal letterやResponse letterと呼ばれたりもします。回答書には査読者からの有益なコメントに感謝の意を述べます。また、指摘されたすべての点に対して、確実に回答します。この「確実に回答する」とは、すべてを指摘通りに修正するということではありません。もしも、指摘に対応できない場合は、丁寧に理由を記載してください。

 回答書は査読者とのコミュニケーションツールでもあります。どの指摘を受けて、論文本文の何ページ、何行目をどのように修正したのかなど明快に回答し、査読者とよりよい論文を完成させてください。

Q7 日本看護学会誌掲載論文を所属大学の機関リポジトリに収載したい。

A7 機関リポジトリ収載にあたっては、申請書に必要事項を記入の上、以下まで提出ください。

  「機関リポジトリ登録申請書」(PDF)

  【提出先】 jna-lib★nurse.or.jp

  「★」を「@」に変更してご連絡ください。

Q8 学術集会の一般演題を論文として「論文集」に投稿することは必須か。

A8 2022年度より日本看護学会誌への変更に伴い、投稿規定の中の投稿条件を変更しました。2021年度までは、日本看護学会学術集会で発表した演題を論文集投稿条件としていましたが、日本看護学会誌では、看護職の活動の成果の論文を広く募集します。学術集会の一般演題発表を論文としてご提出いただくことは必須ではありませんが、活動の成果をぜひ「日本看護学会誌」へ投稿してください。